日本とポーランドが社会保障協定を締結へ

企業活動の世界規模化が加速する今日において、それぞれの国で働く社員がそれぞれの国での社会保障制度に加入することによる社会保障制度の二重加入が問題となってきました。この度、日本とポーランドの間で社会保障協定が実質合意に至ったため、両国間で調整が行われています。主なメリットは下記の2点です。

〇日本とポーランドを行き来する従業員が、両方の国の社会保険に二重で加入する必要がなくなります。保険料の負担も減らすことができます。

〇年金の受給資格を確保するために必要な加入期間を、両国間で通算することができ、加入期間の要件が満たしやすくなります。

今後、両国間で署名に向けた調整が行われます。

 

◆(厚生労働省)日・ポーランド社会保障協定交渉で実質合意しました

https://www.mhlw.go.jp/stf/pressrelease_nenkin20240920_00001.html